書籍・雑誌

20世紀少年

先日の表彰式で副賞として図書券をどーんといただきましたので、「20世紀少年」のコミックを全巻大人買いしてしまいましたcoldsweats01

現金でいただくと生活費としていつの間にか消えてしまっていることが多いので、本好きのわたしとしては図書券をいただけるのはとてもありがたいことでした。

それでも24冊の漫画を1度に買うのは大変勇気が要り、夫に同伴をお願いしましたが体よく断られてしまいましたweep

それで、そらとかいりに頼んで本屋さんについてきてもらい、3人がかりでレジまで運んだのでした。

もともと浦沢直樹さんの漫画は「モンスター」「マスターキートン」「プルート」など、何作か連載ものを読んだことがあるのですが、どれも登場人物が多いし、あちこちに謎が仕掛けられていて、大変奥深いのです。

「20世紀少年」も謎だらけで、1度レンタルで読んだだけではさっぱり理解できず、映画を観ても謎は解けず、図書館で「20世紀少年の謎」という本が出ていたので借りて、今回購入したコミックスを併せ読んで、やっと「ああ、そうなのか!」と、ある程度は納得がいきました。

それにしても、深く読んで理解している人はいるものですね~

映画は漫画のシーンが忠実に再現されているところがすごいです。

キャストの人選もすばらしいけど、常盤孝子が唐沢くんたちと同級生役というのはちょっと無理があるような…

じゃあ、あの年代の女優さんでユキジにふさわしい人って誰なんだろう?

そう考えると、なかなかイメージにぴったりの人っていないものですね。

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アルスラーン戦記

あの「銀河英雄伝説」を書いた田中芳樹氏の代表作(だとわたしは信じています)です。

シリーズが始まったのは1986年。

わたしが20代になったばかりのころでした。

昨年刊行された「蛇王再臨」が、シリーズ第二部、通算13巻になります。

22年間で13冊・・・途中、この話は作者から忘れ去られているのでは?と思うくらい、何年も新作が出ないこともありました。

それを思うと、このところ1、2年に1度のペースで新作が出ているということで、よく頑張って書いていらっしゃるんだな~と思うわけです。

作者の田中氏は大変律儀な方で、わたしは毎年バレンタインデーに「アルスラーン戦記」に登場する不遇の王子ヒルメス(実はストーリーの都合上、悪役なんですが)様宛にラブレターを添えてチョコを送るのですが、作者名でお返しが届くのです。

毎年のことなので、「今年こそ、お気遣いなきよう」と書き添えつつも送るのは、そのチョコは田中氏によって福祉施設に届けられているからなのです。

「アルスラーン戦記」とは、ペルシャをモデルにした架空の世界のファンタジーという設定だったと思うのですが、今では登場人物も数百名に増え、「アルスラーン戦記読本」を片手に読まないと、「この人だれだっけ?」ということになるわけです。

新作が出るまでにかなりの期間を要するので、前回までのストーリーを忘れており、結局最初から読み返して「ああ、そうだった。」とようやく話が呑み込める有様なのです。

というわけで、やっと仕事から開放された昨日、今日、アルスラーンの世界にどっぷり浸かり、ときどき睡魔に襲われてミョ~な夢にうなされ、生協の配達のアナウンスを聞いて、やっとこちらの世界に戻ってまいりました。

何度読んでも面白い!明日は第二部の初めから読み直そうと計画立てていたら、仕事の電話が入りました。

仕事をしていないと、寝るか読むかしかしていないので、明日から人間らしい生活に戻れそうです。

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赤毛のアン

先日、おともだちと「赤毛のアン展」に行ってきました。

去年は「赤毛のアン誕生100年」で、本屋さんにもアン関連の本がたくさん並んでいました。

「赤毛のアン感想文コンテスト」というものも実施され、最優秀賞はペアでプリンス・エドワード島へご招待sign03

もちろん、応募しましたとも!

結果発表までの間、わたしの心はプリンス・エドワード島に飛んでおり、島の写真集まで買いこんで、アンの世界に浸っていました。

一方で、ペアって誰と行こうかとか、休みが取れるだろうかとか、留守中アポロの世話はどうしようかとか、現実的なことをあれこれ悩んでおりました。

結局、落選してしまいましたので、そんな心配は稀有に終わったのですがcoldsweats01

さて、わたしが「赤毛のアン」のお話と出会ったのは、日曜日の夜7時半から放映されていた「名作アニメ劇場」でした。

そのころわたしは中学2年生で、人生は何ぞやと悩める少女でありました。

アンはおしゃべりで空想癖があり、感情の起伏が激しいところも、なんとなく自分と似ているような気がしていました。

そのアンが美しく聡明に成長していく様子に自分を比較して、置いてきぼりになったような寂しさとあせりを感じていました。

どうもわたしは漫画や小説、音楽の影響を受けやすいようで、人生の重要時もお話の主人公の台詞で決めてしまったことが多々ありました。

今思えば、それはわたしが物語の主人公に自分の境遇を重ねていたからなんだと思います。

物語の主人公って、たいてい親がいなかったり、傍から見たら不幸な境遇に置かれていて、それに負けずに人生を切り開いていく・・・というようなお話しの展開が多いですよね。

両親が相次いで家を出て行ってしまい、祖母のもとで育ったわたしは、ハイジとおじいさんの生活に自分とおばあちゃんの生活を重ね、「フランダースの犬」のネロのように、わたしもいつかおばあちゃんを失う日が来るんだと思うと、家にパトラッシュのような犬はいないし、(お隣のおじちゃんちにはコリーがわんさといたけれど)ひとりぼっちになっちゃうんだと悲しくなり、「母をたずねて三千里」のマルコのように、私もおばあちゃんに内緒で住み込みで働く母のもとを尋ねて行っては母を驚かせ(当時わたしは幼稚園児でした)、そして、アンが上級学校への進学をあきらめて、自分を育ててくれたマニラのもとへ帰ることを決めたように、私も京都の大学へ奨学生として行くお話を断り、地元で就職して祖母のもとへ残ることを決めたのでした。

プリンス・エドワード島へは行けなかったけれど、別に応募していたエッセイで賞をいただき、2月に東京で行われる表彰式に招待していただきました。

いまや連休さえ取得することが困難な夫は果たして一緒に行けるかどうかわかりませんが、せっかく2人分の旅費と宿泊費を出していただけるので、何とかして休んで~とお願いしています。

同行が決まっているかいりは、ディズニーランドや東京タワーに行くことを、いまから楽しみにしています。

私もとっても楽しみだけど、またしても着ていく服や履いて行く靴のことで頭を痛めています。

魔法使いのおばあさんや~いcrown

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テンペスト

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昨年の秋、たまたま図書館で池上永一という作家の本を手にとり、わりとおもしろかったので2冊ほど読んだところで、彼の新作がベストセラーになっていることを知りました。

早速図書館にリクエストをしたところ、年末年始の休館日にひっかけて借りることができました。

本を開いてみたら、上下二段!しかも、字がちっちゃいsweat01通常はこの段階で引いてしまうんですが・・・

まず、夫が先にサクサク読んでしまいました。

「ほんとに全部読んだ?飛ばし読みしてない?」と、失礼なことを聞いたくらい早い読了でした。

私は登場人物が多かったりすると、まず人の名前を覚え切れなくて、何度も読み返したり、紙に人物相関を書き出したりして読むので、とっても時間がかかるのです。

それでも、せっかく借りられたんだし、何とか期限までに読んでしまおうと、お正月は部屋を移動するのにも「テンペスト」を抱えていくという有様でした。

内容はといいますと、琉球王朝末期、龍の申し子(?)として生まれた女の子が(容姿端麗で小さな頃から神童と呼ばれるような才能の持ち主)、自分の能力を国のために役立てたいと、男(宦官)と偽って宮廷の役人になる難関試験を受け、見事合格して異例の出世をするというところから物語は始まります。

どんな難題も解決してしまう能力に嫉妬されていじめられたり、薩摩の役人に恋をしたり、流罪になったり、ひょんなことから女として後宮に入り、1日のうちで昼は宦官として、夜は側室として生きることになってしまったり・・・まるでジェットコースターのようなすさまじい人生なのです。

脇役たちも、個性が強いというかアクが強いというか・・・重い話も作者の手にかかると妙にユーモラスだったり、とにかく面白かったですsign01

作者がテレビに出ていたとき、打ち合わせ中にアイデアが浮かんできて、それが頭の中からこぼれないように押さえながら喫茶店に行き、すごい勢いでプロットを書いた・・・というような話をしていました。

天才の下へは物語のストーリーが降りてくるというのはほんとうなんですね。

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ひとたびバイクに

この本はバイク乗りにまつわる短編集です。

こころがあったかくなる小さな奇跡が随所にあり、

自分が優しい人間になったような読後感であります。

読み終えたら、バイクで旅に出たくなりました。(乗れないけど・・・)

バイクには苦い思い出があります。

夫と付き合っていたまだ十代の頃のことです。

その当時、夫は私の家に程近い職場にスクーターで通勤しておりました。

仕事帰りに待ち合わせをしたある日、スクーターを押していた彼が

「ちょっと持ってて」と言ってそれを私に託しました。

(スクーターって、押すと重いな。)

そう思った私は、軽く押せるかなと思い、アクセルをふかしました。

スクーターはいきなりぶううううん、とうなりをあげ、驚いた私は手を離してしまいました。

スクーターはひとりで数メートル暴走した後、ひっくり返ってしまいました。

私は泣いて謝ったのですが、彼は「周りに人がおらんでよかったよ。」と

心底ほっとした表情で言いました。

スクーターは彼が修理に出したように記憶していますが、それ以来、怖くてバイクに触っておりません。

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ぼくのキャノン

図書館でこの作者の別の本を探していたのですが貸し出し中だったので、表紙に惹かれて借りた本です。

池上さんの作品とは「はじめまして」だったのですが、面白くて深い内容でした。

タイトルから、カメラ少年の話なのかな?と思ったのですが、とんでもない勘違いでした。

沖縄の小さな村に旧日本軍が残した砲台があるのですが、村の巫女であるマカトおばあは村人たちにその砲台を「キャノン様」としてあがめさせることで、実質的に村を支配しています。

それには知られざる大きな秘密があったのです。

人口300人あまりの小さな村が、自治体の支援を受けずに繁栄しているのはなぜか。(その繁栄ぶりが半端ではないのです。小中学校には一流シェフが料理を作るカフェテリアがあったり、緊急搬送用ヘリコプターが2台もあったり、あとはクアハウスとか、家までおくってくれる共同バスとか・・・)

村にはなぜ墓がないのか。死んだ人はどこへ埋葬されるのか?

金属探知機で村を探ろうとするアメリカ人の目的は?

秘密が知りたくて、どんどん読み進んでしまいました。

現実にはありえないような漫画的な描写がそここに顔を出すかと思えば、沖縄が今も抱える痛みに触れていたり、とても奥が深いのです。

人々が自分の生まれ育った村を愛し、命を賭けて守ろうとする姿は感動的でした。

この本の中では、ずっと沖縄の風が吹き、花やフルーツの甘い香りが漂っているようでした。作者の筆力なのでしょうね。

いい作品に出会えた、そんな読後感がありました。

早速、彼のほかの作品も読んでみたいと思いました。

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ハリー・ポッターの世界

わたしが「ハリー・ポッターと賢者の石」に出会ったのは、8年前でした。

まだ大ブームが起きる前で、本好きな人の間で「すごく面白いファンタジーが出た」と評判になっていたころのことだと思います。

わたしは10日程度の入院を控えていて、この本を病院に持って行って病室で読みふけっていました。

読み終えて思ったことは、このお話の結末を読むまでは死ねないということでした。

そして、今月、とうとう結末を読み終えたわたしは、新刊が出るたびに毎回そうであったように、しばらく現実世界に戻ってくることができませんでした。

「死の秘宝」は最終巻ということもあって、読み進めたい気持ちと、読んでしまったらもう続きは読めないんだという気持ちがない交ぜになって、とても複雑でした。

一緒にハリー・ポッターシリーズを読み進めてきた夫と、ダンブルドアは本当に死んだのかとか、スネイプは裏切ったのかとか、いろいろ議論してきましたが、わたしの大方の予想は当たっていました。

最終巻は、何よりも「謎のプリンス」の秘めた切ない恋に胸を打たれました。

大切な人もたくさん死んでしまったし、読んでいて決して楽しい気分ではいられなかったけれど、自分にとってものすごく大切なお話だったことには違いありません。

松岡さんの訳についてもいろいろな批判はありますが、わたしは松岡さんの日本語訳こそが原書を読めない日本の読者にこの物語を生き生きと伝えてくれたのだと思っています。

いつかまた、この本のように心を揺さぶられる物語に出会うことはあるんだろうか。もうないかもしれないな・・・今はそんな気分でいます。

ハリー・ポッターの世界が大好きなわたしは、いまはちょっと抜け殻になってます。

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「スメラギの国」

「スメラギ」というのは、猫であって猫ではない、そういう摩訶不思議な生き物です。

ほんのひとつ、日常の歯車が狂ってしまったことによって、人生が大きく変わってしまうのだと思い知らされる物語でした。

読んでいる最中は猫が怖くなりました。

昔、美内すずえさんの漫画で「金色の闇が見ている」という作品があったのを思い出しました。

人間に虐待された一匹の猫が猫たちのボスになり、人間たちに復讐するというお話です。

町中に猫があるれる光景は、ヒッチコックの「鳥」を彷彿とさせるものでした。

あの、じわじわと押し寄せてくる恐怖が、この作品にも共通していました。

割り切れないような読後感が残りましたが、とてもインパクトのある作品でした。

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共著で本が出版されました

007_2 共著としては3冊目となる本が出版となりました。

本来ならば昨年の秋に出版されるはずだったのですが、出版社が二転、三転し、発行元さんはずいぶん苦労されたようです。

それでも「いい本だから、ぜったい世に出したい」という、強い想いがあられたようで、逐一経過報告をいただいており、作者の一人としては、とてもありがたく思いました。

今回わたしが書いたのは、おばあちゃんのことです。

わたしにとっては、父であり、母であった、大きな存在の人でした。

わたしはよくおばあちゃんを題材に作品を書いてきたのですが、ばらばらになっているそれらをまとめて、新たに書き下ろしたものになっています。

ただ、書いた時期が2年近く前なので、今読み返すと「よくこんなことを恥ずかしげもなく書いたものだ」と、なんだか取り返しのつかないことをしたような気分になっています。

そんなわけで、できればこの本は、わたしを知る人には読んでほしくないのですが、著者のノルマとでもいいましょうか、やっぱりいくらかは買い取らねば、この本を世に出すために尽力された方々のことを思うと申し訳なく・・・せめて赤字になりませんようにと祈っております。

ということで、もしも「買ってあげよう」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

今日届いたばかりで、まだほかの方の作品は読ませていただいていないのですが、きっと素晴らしいものばかりだと思っています。

ちなみに、1冊1,800円と少々お高いので、無理にはお勧めいたしません。どうしても読んでくださるというのでしたら、私の持分をお貸ししますのでdelicious

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「しゃばけ」

最近、あまり本を読む時間がないんですが、お気に入りは畑中恵さんの作品で「しゃばけ」シリーズですbook

昨年映像化されたので(わたしはまったく知りませんでしたがcoldsweats01)きっと巷では人気の作品だったのでしょう。

物語は、江戸は大店の一粒種の若旦那(一太郎)が主人公。めっぽう身体が弱くてこれまでに何度も死にかけたこともあり、一太郎を溺愛する両親はじめ、周りはとっても過保護。その中でも最たる存在が、妖が人間に化身している手代の2人。そんなへなへなした一太郎がなぜか事件に巻き込まれ、妖たちの助けを借りながら、それを解決してゆく過程が痛快です。happy02

シリーズで何作か出ているけど、どこから読んでも面白いですwink

装丁のイラストもかわいいcatface

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椿山課長の七日間

ストーリーがラストへと突き進む中、ただもう、ひたすらに泣きました。

愛すべき登場人物たちによる、浅田節全開の、わかっちゃいるけど泣かせる展開にすっかり嵌められてしまいました。

映画にもなりましたので、ストーリーはご存知の方も多いのではないかと思います。

映画では、主人公の椿山課長を西田敏行さんが演じてありましたね。

本のイメージにぴったりです。

浅田さんの小説に出てくる人たちは、不器用だけれど信念を貫いた生き方をしていて、そこに感動があります。

そうよ、やっぱり人間は損得じゃなくて、こんな生き方をするべきだ!・・・と、気づいたらこぶしを握り締めて叫んでたりします。

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朱川湊人「いっぺんさん」

新聞の書評欄に朱川湊人さんの本が出ていたので、早速図書館に探しに行ったら、ラッキーなことに一発で借りることができました。

「いっぺんさん」はノスタルジックな短編集です。

表題にもなっている「いっぺんさん」とは、どんなお願いでも一回だけなら絶対に叶えてくれる神様です。小学4年生だった私は、「白バイのお巡りさんになりたい」と願うしーちゃんという友達と二人、遠路はるばる自転車でその神社を訪れます。

町でも有名なトラブルメーカーの父ちゃんをもつしーちゃんは、早く大人になって、母ちゃんや弟たちを守ってあげたいという願いもあり、そのふたつの願いを一緒にして「早く大人になって、白バイのお巡りさんになりたい」と神様に頼むのでした。

ところが、しーちゃんは重い病気にかかり、あっけなく死んでしまいます。私はいっぺんさんに、「もう一度、しーちゃんに会わせてください」と一生懸命祈るのでした。

けれど、ある日私の弟が命にかかわる大怪我をしてしまい、(しーちゃん、ごめん!)と心の中で詫びた私は、(今までのお願いは取り消しますっ!そのかわり、弟を助けてください!)と、いっぺんさんに祈るのでした。

ラストで起きる奇跡に涙がどーっと溢れて、眠たくなるまで読むつもりだったのが、ぜんぜん眠れなくなってしまいました。

やっぱり朱川さんは、うまいなあ・・・

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おっちょこちょいにつけるクスリ

表紙・扉絵を担当させていただき、手記を書かせていただいた本、

「おっちょこちょいにつけるクスリ」ですが、おかげさまで多くの方に読んでいただいているようです。

出版社から2刷の準備に取りかかると連絡がありました。

わたしのブログでも宣伝させてくださいね。

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誰よりもつよく抱きしめて

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図書館でタイトルに惹かれて借りました。

不潔潔癖症と不完全潔癖症に苦しむ童話作家の夫と、児童書専門店を経営する妻。

そんな設定で、物語は始まりました。

ふたりの出会いは、彼女の店に置かれた一冊の絵本(それは彼が書いたものでした)がきっかけでした。

この絵本が随所でキーワードとなり、物語は進んでいきます。

ある日、彼女の店を訪れた青年が、自分の携帯電話をレジに置き忘れ、そこへかかってきた一本の電話を彼女が受けてしまったことで、登場人物たちの人生は大きく変わってゆきます。

お互いを思いやるがゆえに相手を傷つけ、自らも傷ついてしまう。

不潔潔癖症の夫は、ラップを通してしか物に触れることができず、愛する妻にもまた、触れることができません。その苦しさが痛いほどに伝わってきます。

携帯電話を置き忘れた青年は、同性愛者でした。

マイノリティと呼ばれる人たちの生きにくさを、考えさせられました。

ラストはなんとなく予測がついていましたが、それでも涙なくしては読めませんでした。

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本が出来上がりました!

Img043 わたしがカバーイラスト、本扉・中扉イラストを描かせていただいた本が、今日出版社から送られてきました。

ペンネームで文章も執筆させていただいています。

今まで作品集というかたちでわたしの書いたものが出版されたことはありましたが、今回のように本作りに主体的に関わらせていただくのは初めてでした。

小さい頃から本が大好きで、いつか自分も作る側になってみたいと憧れてきました。

今日、夢が叶ってとてもしあわせです。

きっかけをくださった関係者の方々、出版社の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

とても素晴らしい本です。多くの方に読んでいただきたいと思っています。

http://www.budousha.co.jp

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「葉桜の季節に君を想うということ」

本を読んでいると、自分の頭の中に登場人物の像というものが浮かんできます。

この本は、そういった意味で「騙された!」というのが感想でした。

ラストで「ええっ!なんで?」と、思わず叫んでしまいました。

いくつかのストーリーが同時進行していて、いったいこれらの話がどう繋がるんだろうと思いながら読み進めたのですが、うまい!の一言です。

作者はミステリーで評価の高い歌野晶午氏。

秋の夜長にはお勧めの本です。

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「憑神」 浅田次郎

わたしはあまり寝つきがよくないので、寝る前にスタンドのあかりで本を読みながら寝ることを日課にしています。(よく、あかりを消し忘れます・・・)

乱視に加えドライアイのわたしは、普段は本を読むときには眼鏡をかけているのですが、横になって読書するときには眼鏡を壊しかねないので(実際、何度か壊しました・・・)裸眼で読むようにしています。

すると、活字が良く見えないんですね。(最近、老眼も進んできて、5歳年上の夫とどっちが進んでいるか競い合ってます。)

なので、なるべく活字の大きな本を選ぶようにしているのですが、浅田次郎氏の「憑神」は例外でした。

これはぜひとも映画を観たかったのですが、残念ながら見逃してしまいました。

ならば、先に原作を読もうと思い立ち、ラッキーなことに図書館で見つけて早速借りました。

徳川の世も終焉を迎えようという時代、たまたま埋もれていた祠に手を合わせたばっかりに、貧乏神・疫病神・死神に次々にとり憑かれてしまった武士の彦四郎。それでも武士の魂を失わない生き様に、古い人間を自負するわたしはすっかり心酔してしまいました。

こんなふうに書くと誤解があるかもしれませんが、神様はじめ登場人物が個性的で、さすが浅田次郎さん!悲惨なはずのストーリーも、なんだかおかしみがあって、さくさくと読めました。

時代物は舞台設定が難しくて、お役人の位やら制度やら、ちんぷんかんぷんだったりしますが、(きっとわかりやすく書いてあったとは思うのですが)それを差し引いても面白く読めました。

はやくビデオも借りて観て見たいな~

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「小さな恋のものがたり」初恋セレクション

先日、隣町の図書館で、表題の本を見つけました。

「小さな恋のものがたり」の作品の中から、著者であるみつはしちかこさんが選んだ作品が収録されています。

ストーリーはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、のっぽのサリーとおちびちゃんのチッチの恋物語です。

両想いでありながら、チッチは自分のほうが相手をずっとずっと好きだと思い込んでいて、切なくなったり、ほかの女の子にやきもちを焼いたりします。そんなチッチに自分を重ねて読んでいました。

ところどころにちりばめられた詩やイラストも、胸キュンでした。

久しぶりにチッチとサリーに再会したら、わたしも中学時代にタイムスリップしてました。

好きな人の姿を見たいばっかりに、休み時間のたびに友達のトイレに付き合って、通りすがりにさりげなく彼の教室を覗いたり、廊下ですれ違うときは右手と右足が一緒に出てたりして・・・きっと誰にでもそんなかわいかった頃があるのでしょうね。

                      

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ダレン・シャン

ほんとうに久々に、りくが本にはまっています。

タイトルは「ダレン・シャン」。バンパイアのお話です。

数年前にわたしがはまって、新刊が発売されたと知るやすぐさま図書館にリクエストをかけていました。

先が読めない展開で、読み始めたらほかの事は手につかず、ご飯作る合間にも台所

の床に座って読みふけっていました。

「これってすご~く面白いから、読んでみて!」と、家族に宣伝しても、「おかあさんが面白くても、俺たちは興味ない」とか、「しつこく薦める!」などと苦情がくる始末・・・

最近、「ダレン・シャン」がお手軽サイズ(価格も半額くらい)で新たに発刊されていることを知り、こんどこそ全巻揃えようと目論んでおりました。

先日そらが入院したのをきっかけに、まず1巻買い与えました。

ぜえったいに読まないとワーワー言ってたそらですが、やっぱり読み始めたら面白かったようで。

高校の朝読書の時間に居眠りを決め込んでいたりくにも薦めたら、こちらもどんどん読み進めるので、あわてて続編を買いに走ることとなりました。

りくは通学の電車の中でも読んでいるようで、先日は気がついたら乗り過ごしていたそうです。

今日もオンラインゲームができずに「暇だ~」と叫んでましたが、さっき様子を見に行くと、「ダレン・シャン」を読んでました。

「これからどうなるの?」と尋ねられたりもしますが、それは自分で読んでのお楽しみ。

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東野圭吾が面白い!

図書館で何気なく借りた東野圭吾の「怪笑小説」。

奇想天外なストーリーを集めた短編集で、面白く読めました。

返却に行くと、今度は同じ作者の「毒笑小説」という本を見つけました。

こちらも同じく毒のある笑いを含んだ短編集でした。

母親の指示通りに生きてきた青年が、結婚式最中にトイレに行きたくなったらどうすればいいのかを母親に聞いておらず、たいへんな結末を迎える「花婿人形」や、身代金目当てに子供を誘拐した犯人が、その子の親を脅迫するのは忍びないと、赤の他人に身代金要求の脅迫電話をかける「誘拐電話網」などなど。

「白夜行」などとはまた違った作者の魅力が満載の二冊でした。

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この本は手元に置いておきたい

最近、「鴨川ホルモー」という本を読みました。

「焼き肉の小説かな?でも、ホルモンじゃないし・・・」

と、半信半疑で読み始めたのですが、これがすごく面白かったのです。

京都の大学に入学して勧誘されたサークルがなにやら怪しげで。

その活動というのが、鬼や式神を操って戦う大学対抗試合なのです。

作者はよくこんな奇想天外なストーリーを思いつくなあと感心してしまいました。

主人公の戸惑いや友情、淡い恋も随所にちりばめられていて、さわやかな読後感でした。

興味をお持ちになった方は、是非ご一読下さい。読んでソンはありません!

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